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守備範囲による分類
- ゾーンブロック
- マンツーマンブロック
ブロック時の守備の責任範囲による分類。
ゾーンブロックは、ブロッカー同士が左右の位置関係を保ったまま、それぞれがどのエリアを担当するのかを決めておき、その範囲の攻撃に対して対応するもの。
マンツーマンブロックは、各ブロッカーがマークする相手アタッカーを決めて、そのアタッカーの動きに合わせて動いていくもの。
マークする相手アタッカーが横方向に大きく移動する攻撃を見せた場合は、それに合わせて味方ブロッカーを追い越して追いかけることもある。
バックアタックを含め、常に攻撃者が4〜5人いる事が当たり前となった現代のバレーボールにおいて、連携された攻撃に対応するにはマンツーマンブロックではブロック枚数が3枚だと足りない。しかしブロック枚数は3枚以上増やせない。*1
また、味方ブロッカーを追い越していった結果、その直後のカウンター攻撃の場面で味方の理想的な攻撃フォーメーションを準備できなくなる場合も多くなる。*2
よって、基本のブロックはゾーンブロックで行われる。
マンツーマンブロックは、複雑な移動攻撃を行う相手アタッカーに味方の最もブロックの強いブロッカーを当てようというような、相手の特定のアタッカーを阻止する目的で行われることが多い。*3